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ユリの花粉について

花を贈る際、豪華さを出すには欠かせないユリですが、花粉が弾けて手や衣類について困るから嫌い…というお声も。そんな時の対策法や、ユリの品種などについてお伝えします。

ユリは好きだけど、花粉が苦手という方必見!!

ユリの花粉が手や衣類について、なかなか取れなくて困ったという経験はありませんか?

でもご安心下さい。

ユリを飾る上でのコツや、花粉の対処法などをご紹介します!

花粉の取り除き方

ユリは、咲き始めてから花粉が弾けるまでに数日(2〜3日)かかります。
その期間に指でそっとつまんで取ってあげると、花びらや手を汚さず簡単に取り除く事が出来ます!
これはどのユリにも共通しています。
弾ける前がポイントです。
また、ユリはお水を良く吸いますので、深めの花瓶で多めのお水がおすすめです。

無花粉のユリもあります

そもそも花粉を取り除く作業が面倒という方は、無花粉のユリがおすすめです。
冒頭の画像のピンクユリ「バンドーム」は花粉こそあれど、最後まで弾けないので花びらや手、衣類を汚すことはありません。
当店もこの品種をなるべく仕入れるようにしています。
そして八重咲きのユリは、品種改良によってあるべき花粉が存在しません!
花粉が雌しべにつくと老化が始まるという原理からしても、そもそも花粉がないので長持ちするとも言えます。

花粉がついてしまった場合の対処法

それでも万が一花粉が衣類などに着いてしまった時でも安心して下さい。

決して慌てて手で払ったりしないで下さいね。

画像のように、粘着テープを輪っかにし、ペタペタと汚れた部分を押さえるだけで、かなりの花粉は取り除く事が出来ます。
一度花粉が着いた部分は再度当てないようにして下さいね。
初めの処置がかなり重要です。


以上をご参考に、ユリをもっと気軽に楽しんで頂ければ幸いです。