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初めてでも失敗しない春の注文ガイド

春は、出会いと別れの季節。
花屋のカウンターには、少し緊張した顔のお客様が並びます。

「どんな花を選べばいいですか?」
実はこの質問、春に一番多いんです。

今日は、花屋だからこそ知っている
春の花選びと注文のコツをお伝えします。

🌸春の花が【特別】な理由

春は一年でいちばん
やわらかい色と香りが揃う季節。

桜の枝もの

チューリップの優しい丸み

ふわっと香るスイートピー

太陽みたいなミモザ

春の花は「優しさ」や「希望」を自然に伝えてくれます。
だから卒業や送別にぴったりなんですね。

プロが教える、失敗しない注文のコツ

①「用途」と「気持ち」を伝える

× 卒業祝いです
◎ お世話になった先生へ。元気で明るい方です

プロは“関係性”を聞きたいんです。
そこが分かると、色味や雰囲気など、ボリューム感も変わります。

②予算は遠慮せず正直に

「だいたいで…」は実は一番困ります。

✔ 3,000円で可愛らしく
✔ 5,000円で華やかに
✔ 1万円で印象に残るものを

具体的に言っていただけると、完成度がぐっと上がります。

③早めの予約は"安心料"

春は想像以上に混みます。

当日注文は
・色が選べない
・ボリュームが限られる
・待ち時間が長い

余裕をもって2〜3日前までにご予約いただくと、
その方のために花を仕入れられます。

🌼 プロがこっそり教える「差がつく一言」

注文のとき、ぜひ言ってほしいのがこれ。

「持ち帰り時間は◯時間です」
「明日渡すんですけど…」

春は気温が上がり始める時期。
この一言で、花材選びが変わります。

長時間持ち歩くなら
保水剤の量や
水落ちしにくい花を選びます。

実はここ、かなり大事です。

🌷 若い世代のお客様へ

10代・20代のご注文も増えるこの季節。

「花を買うのが初めてで…」
そう言ってくれる方、実はとても多いです。

大丈夫。
花屋は、分からない人の味方です。

迷ったら、
「可愛くしてください」だけでもOK。

そこからがプロの腕の見せどころです。

🎀 ラッピングまでこだわる方へ(今年は特に)

最近、とても増えています。

「中身はもちろん、ラッピングも可愛くしたい」
「写真に撮ったとき、素敵に見えるものを」

花は“渡す瞬間”も大切な贈り物。
だからこそ、ラッピングまでこだわりたいという方が本当に増えました。

とても嬉しい変化です。

でも実は――

ラッピングこそ、
時間と準備が必要なんです。

・お花の色に合わせたペーパー選び
・リボンの素材や質感
・持ったときのバランス
・写真に映る角度まで

その場で仕上げることもできますが、
やはり“考える時間”があると完成度が変わります。

🌸 予約が生む、目に見えない違い

本年は特に、
ラッピングオーダーが増える傾向にあります。

当日注文では
・選べる資材が限られる
・ご希望に100%沿えない場合がある
・お待たせしてしまう
など、「できる範囲で」になってしまうことも。

でもご予約をいただけると、

✔ 花に合わせて資材を選べる
✔ 色合わせをじっくり考えられる
✔ 全体の世界観を整えられる

結果として、
「想像以上でした」と言っていただける仕上がりになります。

これは正直なところ、
花屋側にも“心の余裕”が生まれるからこそできること。

余裕は、そのままクオリティになります。

🌷 今年の春は、特に早いです

春のご予約は、
気づくと数日で埋まる日があります。

「また明日連絡しよう」
その“明日”には、花材も資材も動いています。

こだわりたい方ほど、
本当に早めのご相談を。

そのひと手間が、
きっと仕上がりの差になります。